ドル円の下落に勢いがついてきました
今の相場を動かすテーマは何なのか
先週からドル円相場が動き出しました。
ドル円が動いているテーマを自分なりに考えていましけど、見えてこない部分があります。
テーマが分からないとポジションを持ち続けることができないので、難しいところです。
ドル円の値動きとチャートを見ると、下方向に行きそうだという期待はあったのですが、こういうテーマがあるから下方向に行くという明確な理由が欲しい訳です。
テーマが分かるとそのテーマに沿った取引きができるので、納得してポジションを持つことができます。
テーマの話に入る前に、私の取引き方法について簡単に書いておきたいと思います。
取引き方法
取引きの方法は人によって全く違っています。
スキャルピングが得意な人や短い時間軸のトレードが得意な人など様々ですよね。
どの取引き方法にも一長一短はありますし、自分自身に合うやり方を探すのもFXの面白さでもあります。
私の場合は、短い時間軸で取引きする才能がありませんので、時間軸は日足チャートが基本になっています。
デイトレードや短い足のトレードについて書いてある本を読んだのですけど、技術的にも性格的にも私には合いませんでした。
色々と試した結果、日足チャートを見てトレードをするのが自分に合っているというのが分かりました。
チャートだけのテクニカル分析だけでは自信を持ってポジションを持つことができないので、ファンダメンタル分析を取り入れることによって、相場のテーマとチャートで方向性を探る取引き方法になってきました。
ざっくりと説明しましたけど、相場のテーマやファンダメンタルで方向性を考えながら、チャートを使ってタイミングを探って入るという感じです。
今の相場のテーマについて
話を今の相場のテーマに戻します。
今の相場のテーマについて頭の中を整理してみました。
- アメリカの利上げ期待が遠のいたことでドル安になるということ。
- 日銀の政策に期待が持てないから円高になるということ。
- 原油や株が下がると、円高、ユーロ高、資源国通貨安、クロス円安になるということ。
- ユーロ圏で、テロやネガティブな事件が起きると、イギリスのEU離脱懸念からユーロ安ではなくポンド安になるということ。
上に挙げたような感じでしょうか。
ポンドは個人的に苦手なので全くやっていませんが。。
この中で分かりやすいのがドル円という通貨ペア。
4/1に日経平均が594円安で引けたのが、今のドル円相場のトリガーになったのではないかと思っています。
4/1の夜に発表された、アメリカの雇用統計の数字が良くてもドル円が上がらないということは、方向は下方向です。
ドル円がどこまで下がるのかが難しいところですが、良く分かりません。
110円台前半では一旦止まると思っていたのが簡単に抜けたので、ちょっと危険な展開になってきたのかもしれません。
チャートは危険な形
(ドル円日足チャート)
右下がりのサポートラインが強固でしたので、すぐには下に抜けないと思っていました。
ドル円はゆっくり下方向を目指す形だったのが、勢いがついてしまったのかもしれません。
ですので、ドル円は売りから入るのが今の状況だと思っています。
難しいのはどこから入るかが難しいですね。
損切りポイントは110.80に入れておけばいいでしょうけど、利食いのポイントが明確になっていないとポジションを持てないです。
それに、損切りポイントが遠くなると逆に行った場合の損失が大きくなるので、リスクに見合ったリターンを出さないとトレードをする意味がなくなります。
損切りポイントが遠くなる場合は、レバレッジを抑えてポジションを建てるか、値動きを見ながらポジションをコントールするのがいいのかもしれません。
現在の相場の環境とチャートを見ると、ドル円はまずは107~108円方向でしょうか。