今週のFX予想、意外な経済指標で大きく動く可能性も!?

今週の主な経済指標とFX予想

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4/12(火)17:30

イギリスの3月消費者物価指数、3月生産者物価指数が発表されます。

イギリスに利上げ期待はないですが、もし結果が上振れることがあればポンドが上がる可能性がありますので注意が必要です。

下振れた場合は大きく動かないのではないかと考えています。

利上げの可能性はさらに後退しますが、相場を動かす材料になるのかは疑問に感じます。

4/13(水)21:30

アメリカの3月生産者物価指数が発表されます。

生産者物価指数であまり相場は動かないと思うのですが、ちょっと警戒しておいたらいいかもしれませんね。

カナダ中銀に警戒

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 4/13(水)23:00

BOC政策金利発表と声明発表があります。

政策金利の変更はないと思うのですが、同時に発表される声明には注目をしておいたらいいでしょう。

原油価格が下がるとカナダドルに売り圧力がかかりますので、ドルカナダは上方向を目指すのではないかと考えているのですが、カナダ中銀の声明によって相場が大きく動く可能性がありますので、カナダ中銀の声明には注目しておいたらいいかもしれませんね。

4/14(木)3:00

アメリカの地区連銀経済報告があります。

通称ベージュブックと呼ばれています。

ちなみにベージュブックと呼ばれている理由は、報告書の表紙がベージュの色をしているからだそうです。

発表が夜中の3時ですので、翌日にベージュブックの内容に目を通すことになりそうですが、アメリカの地区連銀の経済報告ですので、どういった内容になっているのか目を通しておいた良さそうです。

4/14(木)10:30

オーストラリアの雇用統計が発表されます。

オーストラリアの雇用統計は予想と結果の乖離が大きいことがありますので、相場が大きく動く可能性があります。

現在の相場環境は豪ドルが売られやすい環境にないつつあると思いますので、雇用統計の数字が悪い場合は売られる可能性が大きいです。

逆に雇用統計の数字が良くても、どんどん上がっていくとは考えにくいのですが。

4/14(木)20:00

BOE政策金利発表と声明発表があります。

声明内容によっては大きく動くようですが、ポンドは追いかけていませんのでよく分かりません。

個人的には様子見をしておきたいです。

4/14(木)21:30

アメリカの新規失業保険申請件数、3月消費者物価指数が発表されます。

今の相場環境で物価の上下が多少あってもドルにはあまり影響ないように思いますので、とりあえず頭の中に入れておくだけでいいでしょうか。

新規失業保険申請件数もそれほど大きく動く材料にはなりにくいです。

4/15(金)11:00

中国の1-3月期GDP、3月鉱工業生産、3月小売売上高の発表があります。

中国の経済指標は多いですね。

中国の経済指標が悪い場合は、原油などの商品安→資源国通貨を売る流れになる可能性と、株安→円高という可能性があるため要注意です。

アメリカの利上げが遅れるという理由づけからもドル安円高、ドル安ユーロ高になる可能性があります。

逆に中国の経済指標が良かった場合は、素直に原油高→資源国通貨を買う流れになる可能性と、株高→円安という流れになるかもしれません。

今のところは、ドル円は下方向と考えていますので、経済指標が悪い場合は下がるでしょうし、逆に経済指標が良かった場合もドル円がどんどん上がっていく材料にはならないのではないかと考えています。

値動きを見てから考えても遅くはないでしょうかね。

4/15(金)23:00

アメリカのミシガン大学消費者信頼感指数が発表されます。

アメリカのこれからの景気を占っていく上で、消費者心理は重要になってくると思っていますので、個人的に注目している経済指標になっています。

以上が今週の主な経済指標でした。

注目は、13日のBOCと14日のオーストラリアの雇用時計と15日の中国関連の指標でしょうか。

私は引き続きドル円の売り場を探したいと思います。

それでは今週もよろしくお願いします。