ポンドとドルは強いかも!?FXの最新ニュースで動きを知りましょう

ポンドはこの最新ニュースで動いたようです

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先週もポンドについて書きましたが、新たにFX市場でポンドについて最新ニュースがありましたので、紹介したいと思います。

 

 デイリー・テレグラフ紙が24日に掲載した世論調査結果では、「必ず国民投票に行く」と答えた人のうち、残留支持は55%、離脱支持は42%。全体では、残留支持が58%と、離脱支持に対し20ポイントリードした。

 引用元>>英ポンドが大幅高、EU離脱リスクの低下で | ロイター

この内容を読むと、イギリスはEU残留に向けて大きく傾いているのではないかと推測できます。

武田のブログでも何度かポンドについて書いていますが、イギリスがEUを離脱する可能性が高いという理由でポンドが売られていましたので、EUに残留する可能性が高まることでポンドが買われるのは納得です。

今週になってポンドドルは約200ポイント上昇していますので、ポンドドル、ポンドクロスは買いから入るという戦略がいいようです。

ポンドの動きは大変激しいですので、損切りポイントに注意しながらポジションを持つようにしたいところです。

ドル相場に影響を与える最新ニュース

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先週、FX市場でドル相場の方向を決めるかもしれない最新ニュースがありましたので、紹介したいと思います。  

米連邦準備理事会(FRB)が18日公表した4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、大半の参加者は経済指標が第2・四半期の成長加速を示し、インフレ率と雇用で前進が見られれば、6月の利上げが適切になる公算が大きいとの認識を示した。

引用元>>経済上向けば6月利上げの公算大=FOMC議事 | ロイター

FRBは利上げはしないと思っていたので、かなり驚いた方も多いのではないかと思います。

実際、武田もかなり驚きました。

このニュースの中では、利上げをする条件は雇用が強いこととインフレが上がっていくことが条件だと書いてありましたので、経済指標次第では6月に利上げを行う可能性があるようです。

利上げをするには、企業の活動や消費者の活動が利上げに耐えられることが条件の1つになってきます。

利上げをすると、銀行からお金を借りる場合は金利が上がってきますので、消費者は借りにくくなります。

特に住宅や自動車を買う場合はローンを組みますので、金利が上がってしまうことで、消費者が買い控えをするという懸念があります。

それでも利上げをするかもしれないということはアメリカ経済は好調なのでしょうね。

とても日本では考えられませんが。。

では、米ドルについて考えてみたいと思います。

素直に金利を上げていくのであれば買ってもいいのかと思います。

利上げをするとまだ決まった訳ではないですので、ポジションを一気に傾けるのは難しいかもしれませんが、ドル円が105円方向に向かう可能性はかなり低くなってきました。

また、ユーロドル、豪ドルドルの通貨ペアを見ていましても、徐々にドル高方向に相場が向かっています。

特に豪ドルドルの動きが分かりやすいのかなと思います。

オーストラリアは利下げをしましたので、豪ドル自体のファンダメンタルは弱い通貨になります。

豪ドルについてさらに付け加えますと、RBAは年内に追加で利下げを行うかもしれません。

逆に、米ドル自体は利上げをしていくということで、ファンダメンタルは強い通貨ということになります。

つまり、ファンダメンタルの弱い豪ドルとファンダメンタルの強い米ドルという構図ができています。

この理由から豪ドルドルの動きは分かりやすいと思っています。

また、FX市場はいつ話題が変わるか分かりませんので注意をしておきたいところです。

例えば、アメリカの経済指標が悪くなった場合は、利上げをしないことにつながりますので、ドルが売られる可能性がある訳です。

どこかでドルが売られるリスクがあるかもしれないということを考えてからトレードをすることが大切になってきます。

通貨ペアの確認

 ポンドについては上でも書きましたが、ポンドが強いことからポンドドルでドルを買わない方がいいかもしれません。

FXで勝つためには通貨ペアの選び方はかなり重要になりますので、通貨ペアの選び方は間違えたくないですね。

武田はやっていませんが、ユーロポンド、ポンドオージーのチャートを見ると、通貨ペアの選び方が重要だということが分かるかもしれません。