FXのトレンドとは!?勝つために最低限知っておきたいこと
トレンド相場とレンジ相場
FXで勝つためには、トレンド相場に乗ることで勝てる可能性が高まります。
逆にトレンド相場に乗ることができないと、FXで勝つのは難しいのではないかと思います。
FXでトレンドとは、価格が同じ方向に動いていく状態のことを指します。
上昇トレンドとは価格が下値を切り上げながらどんどん上昇していき、下降トレンドとは価格が上値を切り下げながら下落する時に使われています。
FXでいつもトレンドができている状態でしたら勝つのは簡単なのですが、年間通してトレンドができる状態が少ないですので、簡単に勝てるという訳にもいかないです。
相場にトレンドができたと思ってもレンジの中で上下している状態だと、上を買って下を売ることになりますので、とんでもなくやられることもあります。
チャートを見てもよく分からない時はレンジに入りこんでいる可能性が高いですので、そうそう利益が上がりません。
休むも相場とよく言いますが、レンジ相場で利益を出すのはかなり難しいですので、こういう時は休めばがいいと思います。
チャートを後で振り返ってみたらトレンドができているかレンジなのかを見極めるのは簡単なのですが、いざその場でトレードをしていると簡単だとは思わないものです。
また、よく簡単な相場と聞くことがありますが、トレンドができている時や、誰が考えても相場の意味が分かりやすく素直な動きをする時の相場のことを言っていることですので、結果的にトレンドができる相場について言っていることが多くなります。
トレンドラインで方向を見る
(ドルカナダ日足チャート)
ドルカナダの日足チャートになっていますが、息の長いトレンドが続いたことが分かります。
後から見ると簡単なのですが、買いから入っていくと簡単に取れていたということになります。
私は取れていませんが。。。
ドルカナダがどうして上昇していったのかは、原油安でカナダ経済が悪くなるのではないかという理由と、アメリカが利上げに動くので、米ドルとカナダドルの金利差が拡大するという思惑から、ドルカナダが息の長い上昇トレンドが続いたのではないかと思います。
価格がどこまで上がるのかといったことを予測するのは不可能ですが、動いている方向と同じ方向にポジションを持つことで、勝てる可能性はぐっと高まります。
トレンドラインの角度に注目
価格がどちらの方向に進んでいるかは、トレンドラインを引いて確認をするのがいいでしょう。
トレンドラインの角度がきつい場合は相場に勢いがありますので、利益が出やすいことが多いです。
その反面、値動きが激しくなりますので、損切りポイントを近くに置くとすぐに損切りさせられることがあります。
また、反転するかもしれないと常に警戒をしておかないといけませんので、トレンドラインの角度が急な場合は、利益が出やすい反面、損もしやすいということを覚えていたらいいでしょう。
角度が緩やかなトレンドラインの場合は、ゆっくりとしたスピードながらも同じ方向に進んで行きやすいですので、損切りポイントも比較的浅く、相場の反転があってもそれほど急ではないですので、対処がしやすいです。
個人的には、ゆっくりとしたスピードで同じ方向に進んで行く相場の方が、安心して見ることができますので好きです。
トレンドラインの引き方ですが、何度も引いていくうちに覚えていきます。
トレンドラインを引き始めた頃は、どういう風に引いていいのか分かりませんでしたが、何度か引いているとこういうことなのかといったことが分かりだします。
極端な角度のついたトレンドラインと、極端な高値や安値を結んだトレンドラインはあまり機能しませんので、信用しない方がいいかもしれません。