FXは意外に安全な投資でした
FXと聞くと、一体何をするかのか分からないとか、大損するのではないかと思っている方はいると思います。
では、FXとは何をするものなのか、大損しないのかといったところを書いてみます。
FXとは
FXは「ForeignExchange」を略したもので、外国為替証拠金取引のことを言います。
ニュースなどで、「1ドルが110円50銭~55銭」といった為替レートを聞いたことはあると思うのですが、1アメリカドルを日本円に交換にすると110円50銭ですよという意味です。
為替レートの変動で利益を上げる投資方法がFXです。
またFXには、金利の高い国の通貨を買って金利の低い国の通貨を売って金利差で利益を上げる投資方法もあります。
FXは為替レートの変動さで利益を上げること
今回は、為替レートの変動に投資をしてお金を稼ぐやり方について説明します。
通貨ペアがドル円ですと、ドルが上がると思えばドルを買えばいいですし、ドルが下がると思えばドルを売ればいいです。
1ドル100円の時にドルを買って1ドル102円までドルが上がった時に決済したら2円の儲けが出たことになります。
仮に、1万ドルを投資していたら、2万円儲かったということです。
逆に、1ドル100円の時にドルを買って、1ドル98円までドルが下がった時に決済をしたら2円損したことにな
ります。
1万ドルを投資していたら、2万円損したということです。
この為替レートの変動の差で利益を上げるのがFXです。
ここまでの説明でよく聞かれるのですが、1万ドルを投資するなんて危なくないんですか?と聞かれることは多いです。
FXの醍醐味はレバレッジ
FXのメリットにレバレッジを効かせることができるのですが、レバレッジを効かせることがFXをする上でのメリットであり、醍醐味でもあります。
1万ドルを現物で取引きするためには、1ドル100円の為替レートですと100万円が必要になってきます。
国内のFX業者のほとんどは、25倍のレバレッジを設定しています。
25倍のレバレッジを効かせることができますので、4万円で1万ドル(100万円)の取引きが可能になってくる訳です。
これが証拠金取引の意味でFXをする上での大きなメリットになります。
100万円を用意して取引きするのは資金が縛られて資金効率が悪いですが、4万円の証拠金を用意するなら資金効率はいいですよね。
それに100万円をなかなか用意はできません。
実際のところ、FXを始めるに当たって1万通貨を取引きするのでしたら、15万円程度の資金は用意しておいた方がいいです。
1000通貨単位で取引きする場合でしたら、1.5万円程度の資金始めるといいでしょう。
文章で説明してもなかなかピンとはきませんので、まずはデモトレードをすることをおすすめします。
デモトレードをすることにより、どれだけの金額が必要になってくるのか、どういった投資方法が自分に合っているのかが分かるでしょう。
FXの損失はコントロールできる
では、FXは大損するのではないかと聞かれることはあるのですが、大損はしにくいと個人的には思っています。
理由は、必ず損切り注文を入れておくことで、損失を最小限に抑えることができるからです。
例えば、1ドル100円の時にドルが上がると思って1万ドルを買ったとします。
この買った時に損切り注文を入れます。
自分は1ドルは105円に上がると思っていても、90円までドルが下がるかもしれません。
もし1ドルが90円まで下がってしまえば10万円損してしまいますが、1ドル98円になったら決済をする損切り注文を入れておけば、2万円の損失ですみます。
損切り注文を入れておくだけで、自動で決済をしてくれますので大損は避けられます。
利益を確定する時も、1ドル105円で決済するように注文を入れておけば、思惑通りに1ドルが105円に上がった時に5万円の利益が出ることになります。
FXは、少ない投資金額で為替レートの変動で利益を出し、損失を自分でコントロールすることによって安全に取引きができることは分かってもらえたでしょうか。